コミュ障でも異性と会話が続く??会話のキャッチボール【会話術】
30代男性のAさんから、「人見知りをする性格で、周りからはコミュ障と言われるほど、会話が苦手です。
このままでは、一生彼女ができないかもしれません。
女性との会話が長続きする方法を教えてください」という悩み相談がありました。
Aさんのように、女性との会話が苦手という悩みを抱えている男性は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、異性と無限に話が続く会話術についてまとめました。
ぜひ、日々の会話に取り入れてください!
コミュ障といわれる人でも、異性と無限に会話するための秘訣は、質問力です。
会話を長続きさせる質問術として身に付けてほしいのが、「フォローアップ・クエスチョン」です。
このテクニックを身に付ければ、延々と会話が続けられますし、場が盛り上がります。
「フォローアップ・クエスチョン」とは、相手がしゃべった発言に関連した質問をするテクニックです。
連想ゲームのように発言から会話を膨らませていくので、相手は自分のことを話しやすくなります!
そして人は、自分のことを話した相手とは、距離を縮める傾向があります。
これは心理学の世界で「自己開示」と呼ばれており、互いの警戒心を弱め、相互理解を促す方法として知られています。
相手に自己開示を促す手法が、「フォローアップ・クエスチョン」です。
実際にフォローアップ・クエスチョンを使った、会話の例をみていきましょう。
あなた:出身地はどこですか?
彼女:京都です。
あなた:京都って憧れます。京都の女性って、気配り上手で、優しそう。あなたも、上品で優しそうですね?
彼女:そんなことないですよ〜!性格がキツイって言われることもありますよ。
あなた:マジ?性格がキツイなんて、誰がそんなことを言ったの?
彼女:職場の男性なんか、割と言いますよ。
あなた:それは、仕事を頑張ってるからでしょう?仕事は楽しいですか?
相手が発言した「京都」という言葉をキーワードに、彼女の性格、次に仕事の話題へと会話を広げていくことができます。
他の例としては
あなた:出身地はどこですか?
彼女:京都です。
あなた:素敵なところですね。おすすめのスポットはありますか?
彼女:観光地だから見どころは多いですよ。私は、嵯峨野がおすすめ。
あなた:京都は、出張で四条に出かけただけで、嵯峨野には行ったことがありません。一緒に出かけたいな。今度、誘ってもいいですか?
彼女が、オススメスポットを紹介してくれたら、それに対して興味を示し、より話題を深めていくことができます。
そして「あなたのおすすめの場所を体験したいから、今度京都を案内してくれる?」とデートに誘うこともできます。
もちろん、短い会話を交わしただけでデートに誘っても、成功しないかもしれません。
しかし、彼女の発言に興味を持ち、それに関する質問をすることで良好な関係を築ければ、デートに誘ってもOKしてもらえる確率は格段に上がるはずです。
フォローアップ・クエスチョンを上達させる秘訣は、たった1つ。
それは、相手に興味を抱くことです。
例えば、彼女の趣味が「山登り」で、あなたは山登りに全く興味がなかったとします。
こんなとき、会話ベタの男性の多くは、その話題をスルーするのです。
なぜなら、自分に興味のない話には、苦手意識が強く働くからです。
しかしこれでは、いつまでたっても会話は上達しません。
恋人を手に入れたいなら、「興味のない話題でも、楽しむようにしよう」と決めてください。
そうすれば、「いつ頃から、山登りが好きだったの?」「ふだんは、どんな山に登っているの?」などの質問をすることで、山登りについて話題を展開できます。
そして最終的には、「僕のような初心者でも登れる山ってある?今度、連れて行ってよ!」と、デートに誘うことだって可能なのです。
相手が話したキーワードを元に会話を展開していくのが、「フォローアップ・クエスチョン」です。
このテクニックを身に付ければ、会話が長続きし、相手との距離を縮めることができます。