婚活の危険な思い込み思考とは?婚活を成功に導く考え方

婚活の危険な思い込み思考とは?

「思い込み」とは、心で思ったことを、深く信じてしまうことです。

Wikipediaでは、思い込みについて、「ある考え方に執着し、合理的な推定の域を超えて、固く真実だと信じ、自分が正しいことを言うために、常識・道徳・前例・先入観・慣習などを根拠にすることがある。」という風に記述しています。

この考え方は、一般的に婚活でうまくいくとされている「素直な人」とは真逆の思考回路です。」

婚活をしていて、「こうなるはず」「相手はこう思っているはず」と知らず知らずのうちに決めつけてしまっていませんか?

無意識の思い込みは、自分自身にとって大きな「損」になっていることもあります。

「もしかしたらこれは思い込みかも…!」そんな気づきがあるだけでも、心に余裕が生まれ、前向きな思考で婚活に臨むことができます!

「なぜ思い込みが生まれるのか?」

思い込みが激しい人は、自分の考えや経験から判断して答えを出し、一度信じたらとにかく自分の主張を曲げません。

誰しもある程度は自分の経験に基づいて物事を判断しますが、思い込みの激しい人はその中でさらに「こうあるべきだ」「こうなるはず」と決めつけた思考が生まれてしまい、たとえ根拠がなくても自分の中の常識に物事を当てはめてしまいます。

良い意味でとらえると自分の意思を持った芯がある人といえなくもありませんが、思い込みの激しさは頑固な人、こだわりが強すぎる人、といったマイナスのイメージを相手に与えます。

経験が積み重なって生まれる思考でもあるため、一般的には歳を重ねるほど思い込み思考は顕著になっていきます。

一方で、年齢が若い方はあらゆる経験の途中であり、周りの影響を受けて考えが変わることも多いため、いわゆるハイスペックではなくても、婚活で成功しやすいと言われている「素直さ」を持って成婚に至る方が多いです。

「思い込みの激しい人が婚活でうまくいかない理由」

思い込みの激しい人が婚活や結婚生活で苦労することが多いのはなぜでしょうか?

思い込みの激しい人は、本当かも分からないことを信じて、落ち込んだりイライラしたり、ネガティブな感情に苛まれてしまいがちです。

例えば、お見合いをした後にお相手から返事が来ることが遅いと、「きっと断られる!」と勝手に自分で思い込んで、まだ返事が来ていないにも関わらず落ち込んでしまうことがあります。

また、交際相手とのメールのやりとりで相手から返事がなかなか来ないと、「他に交際相手がいるのでは?」「こんなに返事が遅いのは交際終了したいからだ」と決めつけてしまうことも多いです。

このように、相手の立場を考えたり理解しようとする前に自分から心のシャッターを下ろしてしまい、それを繰り返すうちにストレスが蓄積して、婚活疲れに陥ってしまいます。

「○○だから●●に違いない」という考え方をしてしまうのは本当にもったいないことです。

「強い思い込みを改善して婚活を成功に導く方法」

このように、思い込みの激しさは他者へ短所として映りやすく、婚活ではネガティブな方向に働く可能性が高いです。

婚活では成婚に向けて交際を進展させていかなければならず、将来のパートナー候補としてお相手から選んでもらえるのは、相手の立場で物事を考えたり、共感できるタイプの方であるということは、言うまでもありません。

そして、成婚したあとの結婚生活では、様々な場面でパートナーとの話し合いが必要になり、相手の意見も受け入れてお互いが譲り合える着地点を探すという共同作業を繰り返していきます。

ネガティブな思い込みの強さを改善したいと思ったら、まずは以下のような行動を心がけていきましょう!

  ①自分のマイナスな感情に流されないようにする

婚活で落ち込んだりイライラしてしまった時は、なぜその感情に行きついてしまったのか考え、主観ではなく客観的に他の可能性がないのか整理してみましょう。

例えば、交際相手からメールの返信が来ないのであれば、「今は仕事中かもしれない」「帰宅途中かもしれない」「家事や他のことをしていてスマホは見ていないかもしれない」と、他の可能性を考えるようにしましょう。

  ②意識的に周りの意見を聞き入れる

自分の価値観と、他人の価値観は180度違うこともあります。

時には「相手の方が正しいかもしれない」と聞き役に徹することを意識的に行ってみましょう。